先日までの雨もあがり、春らしい陽気が続きますね。
暖かく天気が良ければ花粉の飛散量が増え、花粉症の人は目がかゆくなったり鼻が詰まったりと大変ですよね。

花粉症の罹患者は2019年時点で日本人の約40%にものぼり、約30年前は15歳未満の花粉症の子供は10%もいなかったとのことですが、今では40%をこえるのだとか・・・
国民病といわれるのも納得の多さです。

花粉症の人はマスクをしたりメガネをかけたりと粘膜が花粉に曝露されることを防いだり、内服薬を飲んだり空気清浄機を利用したりして対策されていると思います。
花粉症を持っていない人はあまり気にされていないかもしれませんが、外出した後、服や体についた花粉を外ではらってから室内へ入るということも花粉症対策としてよく知られています。

最近話題にもなりましたが、花粉症の人が発症する食物アレルギーがあるのをご存じでしょうか?
花粉に含まれるたんぱく質と構造が似たたんぱく質がアレルゲンとなって起こる食物アレルギーで、花粉・食物アレルギー症候群と呼ばれます。
どの植物の花粉症かにもよって異なりますが、リンゴや桃、アーモンド等のバラ科、大豆(投入)やピーナッツ等のマメ科、じゃがいもやトマト等のナス科、メロンやスイカ等のウリ科の食べ物を食べた際に症状が出ることがあるそうです。
花粉症を持っている人で食事をしたときに口の中がピリピリしたことがある人は、一度かかりつけ医に相談してみてはいかがでしょうか?

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